業界の特徴
鮮魚市場が1か所しかない長野県。
市場とは異なる品ぞろえと品質でご要望に応えています。
長野県の場合は、鮮魚市場が1か所しかないため、いい意味でも悪い意味でも市場原理が働かず、多くのお客様はその品ぞろえの中から魚を選んでいます。これが長野県の業界の大きな特徴です。
一方、市場法が改正されて、各地の漁港の卸業者が、直接、消費者へ魚を販売することができるようになりました。お客様は全国どこからでも魚を仕入れることが可能なわけですが、どこの漁港にどんな魚が上がったのかを逐一調べるのは、実際にはほぼ不可能です。
当社では、長野県の市場とは異なる品ぞろえ、異なる品質の魚を全国の漁港（市場）から仕入れることで差別化を図り、お客様のご要望にお応えしています。
強み
お客様をワクワクさせる品揃えの豊富さと鮮度が、当社の強みです。
提携している全国の漁港（市場）から、豊洲市場に匹敵するタイムスケジュールで、新鮮な最高品質の魚を仕入れ、お客様に提供できるのが当社の「強み」です。品質の確かさと鮮度の良さは、業界の中では広く知られた存在です。
同業他社は、長野県内というよりも、県外や産地の業者の方々です。しかし、北海道から九州、アメリカまで、産地と幅広く結びつくことで品ぞろえを豊富にして、他社と差別化してきました。
当社では、「お寿司屋さんのネタケース」をイメージした品ぞろえを目指しています。「こんな魚もあるんだ。新鮮でおいしそうだな」とお客様に面白がっていただきたい。わくわくしていただきたいという思いから、品ぞろえを充実させています。
社長のコラム
「現地の卸業者さんは、当社の営業所と同じ」
SNSを使ったり、人づてで得た情報をもとに、全国のさまざまな漁港（市場）を訪ね歩きました。
実際に現地に行って、地元の卸業者さんと顔と顔を合わせて話をする。この人とならうまくやっていけると確信出来た場合だけ、契約を結んできました。商売というのは、やはり相性が大切で、10年以上も取り引きが続いている卸業者さんもいます。
私は、現地の卸業者さんたちを、当社の営業所だと思っています。買ってやる、売ってやるではなく、お互い対等の関係だからこそ信頼関係が長続きするのだと思っています。